インターネットの普及に伴って、自社のサービスや製品を広告する方法は年々増加しています。
しかし、そんな中でもチラシというアナログな方法は意外と効果があるものです。
日本中、あるいは世界中に広告を打ちたいという場合はあまりおすすめできませんが、地域に根差したお店の場合は、チラシほど費用対効果の高いものはないと思います。
そんなチラシですが、制作会社に依頼し、新聞折り込みなどを活用すると、かなりのコストがかかります。
サイズやどのくらいデザインに凝るかにもよりますが、一般的なA4サイズのチラシですと、デザイン費に原稿作成費、取材撮影費などで5万円~10万円ほどが相場です。それに印刷費が両面で1000部だと2万円~3万円程度でしょうか。
それだけのコストをかけて果たしていくら利益が上がるのかと考えると、なかなかチラシを作ろうという気になれない気持ちもわかります。
実際にわたしもチラシ作りのハードルは高いと思っていました。
しかし、それなりに本格的なチラシが、安価に作れる方法があるのです。
もちろん「それなりに」なので、かなり本格的なものを作りたければ、コストをかけるしかありません。
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手軽につくるならラクスル一択
コストをかけずにチラシを作るならラクスル一択です。
本日出荷~5日後出荷まで選べるのですが、A4サイズを1000部刷る際に5日後出荷にすれば2803円と、かなり安いんです。
1枚あたり2.8円ですからね。
これは本当に破格の安さだと思います。
しかも両面カラー刷りで、使用する紙もチャチなやつではなく光沢紙の、それなりに重厚感のある紙を使用しているので、たまにポストに入っている安っぽいコピー用紙のような品質ではありません。
わたしも初めて注文した時は、安かろう悪かろうなのかな、と思っていたので、到着したときには良い意味で驚きました。
ただ、ラクスルの場合は原稿は自分で用意しなければなりません。
これを外注しても構いませんが、わたしは毎回自分で用意しています。
原稿の作り方!おすすめ3パターン
原稿を用意する方法は3つほどあります。
ラクスルオンラインデザイン
まずはラクスルのホームページ内にある、オンラインデザインを使う方法です。
無料のテンプレートも豊富にありますし、特にソフトも必要ありませんから、誰にでも作ることができます。
わたしのようにデザインのセンスがない方は、どんな風に文字や画像を配置したらいいか困ってしまうと思うのですが、テンプレートがあるとチラシっぽくなるので便利です。初心者には良いかもしれません。
ただ、操作性はあまりよくないので、自前のソフトを持っているという方はそちらを使ってもらった方が、使いやすく、より凝ったデザインをつくることができます。
Adobe Photoshop illustrator InDesign
ラクスルはAdobeのソフトに対応しているので、Photoshopやillustratorを普段から使用している方は、これで作成することをおすすめします。
わたしも基本的にillustratorで作り、aiの拡張子で入稿しています。
ちなみにラクスルとしてはPDFでの入稿を推奨されているので、きちんとPDF化をした方がいいかもしれません。
(ただ、aiで入稿して、デザインの内容が変わったり、ズレたりするということは、今のところ一度もありません)
普段使いなれている分、ラクスルオンラインデザインよりも使いやすいのでこちらを使用しています。
Microsoft Word PowerPoint
Adobeのソフトを持っていないという方も多いと思います。ラクスルの良いところはWordやPowerPointでも入稿できるところです。
Macの方はすみません。ラクスルオンラインデザインを利用するか、Adobeを買いましょう。
ただ、WordやPowerPointの場合は、フォントがアウトライン化されていないので、必ずPDF化してから入稿しましょう。
保存をする際に、「名前を付けて保存」→「ファイルの種類」→「PDF」→「保存」でいけます。
また、ラクスルのホームページでPDFのセルフチェックができるので、実際に入稿する前にずれがないかどうか確認してください。
まとめ
チラシを作るのは、デザインからすべて外注するとそれなにの金額がかかります。
そのため、チラシ作りはハードルが高いように感じるかもしれません。
しかし、ラクスルオンラインデザインの無料テンプレートを利用するなど、自分でデザインをすることによってかなり費用を抑えることができます。
また、ラクスルは1000部でも3000円程度なので、ぜひお試しで一度挑戦してみてください。