イベント/店舗運営

はじめての塾経営!「競合が少ない場所で戦え」という嘘の助言について

今回は実店舗を要するビジネスにおける、店舗場所(立地)の真実において書いていきたいと思います。

もちろんコレが全てではありませんが、今あるネットの情報はおよそ店舗運営を経験したことのない、コンサルの方や全くの素人の方が書かれています。なので、そういったものと比べれば大分信憑性が高いのではないでしょうか。

※と言っても、私の経営歴も5年程度ですが...

 

もし、今後店舗ビジネス(とくに学習塾)を行う予定がございましたら、ぜひとも最後までご覧ください。

 

実店舗を要するビジネスにおいて立地はとても大事

当たり前の話ではありますが、実店舗経営を行う際、その店舗の場所は最大限こだわる必要があります。

お客さんが100人の街と10000人の街があった場合、当然に後者で事業を行った方が上手くいくものです。その分、家賃は高くなりますが、それを考えても後者を絶対的におすすめします。

 

たまに「店舗場所なんて拘る必要はない!大事なのは質」と言う方がおられますが、これは事業を行う上でとても危ない考え方だと思っています。

お客さんがいるからこそ、作ったモノやサービスが売れるということを再確認しなくてはなりません。

 

「素晴らしいモノやサービスへ人が寄ってくる」というのは、間違いではありませんが、そこには近く限界があり、売り上げを出すことを考えた際は「人が多いところへそれなりのモノやサービスを落っことす」方が楽です。

(もちろん、向き不向きがあり、例えば山の上のパン屋さんの事例だって存在はします。あくまでどっちが楽か、というお話)

 

さて、店舗ビジネスにおいて立地はとても大事ということ前提に、

もしその事業が学習塾であれば、なおさらよく考えてください。

 

正直、立地をもって成功するか否かが決まってもおかしくありません。

ちなみに開業当時の私はそのことに全く気付けず、かなり失敗したと思っています。

 

学習塾という事業は、ラーメン屋さんやパン屋さんと違い、定期的に通っていただくことを前提に契約を行いますよね。

なのでどれだけ質の高い学習塾であっても、先ほど紹介したパン屋さんのような事例は絶対的にあり得ません。

 

毎週、最低1回(受験年になればほぼ毎日)、自分の子どもを何キロも遠いところへ通わせますか?

またあなたが中学生、高校生であれば通いますか?通わないですよね。

 

「100%希望校へ合格する学習塾」があれば、それはもしかすると成功するかもしれませんが、そんなのはあり得ません。

(ちなみに学習塾の多くは、90%以上の合格率を謳っている。そのカラクリについては次回で)

 

学習塾事業においては、店舗周辺に子どもが存在するのかはとても大事。事業を始める前に、これでもかとリサーチしなくてはなりません。

具体的数値でいうと、だいたい半径3kmにどれくらい子どもが住んでいるかです。(駅前であれば、関係なし)

 

よく言われる「競合が少ない場所で戦え」という助言

今回の本題ですが、そんな中、よく言われるのが「競合が少ない場所で戦え」という言葉です。

私も当時開業前にそういった助言を数多くいただきました。

 

これは間違いでありませんが、さっきの楽かどうかの話と同じで、苦労すると思います。

もしあなたが月に15~30万円程度の売り上げがほしくて学習塾を経営するのであれば、この助言を聞き今すぐ実行に移すべきですが、恐らくそうではないでしょう。

 

競合がいない=周りに塾がない、ということは、その周辺の子どもの数%をほぼ確実にもらえるというメリットがあります。

ただ、「そもそも子どもが少ない」「いても塾に通う習慣がない」であることがほとんどで、先ほどの「どちらが楽か」の話と同じく、お客さんがいないところで必死にサービスを提供している状況になってしまいます。

 

「ある程度の人口がいて、競合がいないところは?」

という質問がくるかと思いますが、残念ながらそういった地域は存在しません。

 

「人口がいる=塾の成功確率が高い」という方程式が成り立っている以上、売り上げが見込めるくらい人口のある街には、必ず大手が進出しています。

 

ここまでで分かったと思いますが、塾を出すのであれば、大手塾の連なる地域、場所がおすすめです。

「そこを避ける=売り上げを出せるほど人がいない」ということ。人がいない=何度も言いますが、どれだけ素晴らしい授業をしても人はきません。

 

人、それも子どもは数キロ離れた場所へ定期的に通うことはできないのです。

 

基本は大手学習塾が多い場所で!大手に勝つ必要はない

大手学習塾の多い場所で戦うことにより、以下のようなメリットがあります。

  • 大手が進出している=見込み客が多い
  • 大手に合わない子が勝手に流れてくる
  • 広告費を削減できる

大手学習塾が連なる場所へ出すことで、「客がいない」という最悪の事態を避けることができます。

また、その周辺に出すことで、広告(チラシ等)を出さずとも、ある程度の宣伝効果を期待でき、そして大手学習塾に合わない子が、そのまま流れてくる可能性すらあります。

 

塾と一口に言えど、その特色は様々。

大きく分けて「集団塾」「個別塾」などの違いがありますよね。

 

大事なのは、大手に勝つ!のではなく、大手と同じ場所で負けないことです。

競合の多い(=お客さんが多い)ところで、塾の特色を存分に出すことにより、学習塾経営の成功確率がグンっと上がると思いますよ。

 

まとめ

今回、店舗ビジネスにおける店舗場所(立地)の真実と題して、どこに店舗を置くべきかを書いてきました。

大事なのは、「そこに人がいるかどうか」です。競合が多い少ないを考えるのは、その次に考えてください。

 

ただもちろんお分かりだとは思いますが、いきなり渋谷のど真ん中で多額の借金をして事業をすることはおすすめしませんよ。

今回お伝えしたいのは、あくまで「大手などの競合が全くいない地域に店舗を出すのは、返って苦労するかも」ということです。お間違いなく。

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