「SEO対策って自分でも出来るの?」
「効果的なSEO対策の方法を教えて欲しい!」
今回は、こんな疑問にお答えします。
この記事を読めば、SEO対策の本質を理解することができ、初心者でも簡単かつすぐに始めることができます。
必ず抑えておきましょう。
コンテンツ
SEO対策の本質を理解しよう
そもそもSEO対策とは「Search Engine Optimization」の略で、『検索エンジン最適化』という意味です。
「検索エンジン最適化」とは、GoogleやYahoo!で検索をする際に、検索結果の上位に表示させるように取り組む対策。
日本の検索エンジンシェア率は「Google」と「Yahoo!」で9割成り立っており、またYahoo!は、Googleの検索技術を借りているので検索結果はGoogleとほぼ同じ。
すなわち、「GoogleのSEO対策を行う」ことが非常に重要ということになります。
自分でできるSEO対策を3つ紹介
今回は、WEBに関する知識がない方でも「取り組みやすい」かつ「重要な」SEO対策を3つご紹介します。
- キーワードの選定
- コンテンツの質を高めよう
- ツールの活用
一つずつ説明していきます。
キーワードの選定
まずはキーワードの決め方です。
SEO対策とはGoogle検索エンジンへの最適化であり、端的に言えば検索順位を上げることです。
なので、どういったキーワードであれ上げるための施策がSEO対策になるのですが、WEBに精通してない人が出来ることは限られます。
そのため、上がらないキーワードを避けることもSEO対策にとって重要なことなのです。
さて、初心者の方が行うべきキーワード選定のコツは以下となります。
キーワード選定のコツ
- ビッグワードではなくロングテールキーワードを狙う
- 月間のキーワード検索数を調べる
- 実際にそのキーワードで検索してみて、上位の記事の内容を見る
ビッグワードを避け、ロングテールキーワードを狙う
ビッグワードとは「筋トレ」「英語」などの1語のみの語句。
ロングテールキーワードは「筋トレ ダイエット」や「英語 独学 やり方」などの、複数の語句で検索されるキーワードのことです。
ビッグワードの難しいところは、
- 検索結果が膨大
- 検索意図が分かりづらい
といったことが上げられます。
特に「検索意図が分かりづらい」という部分がポイントの一つ!
例えば「筋トレ」と検索する人は、
- 筋トレを始めたいのか
- 筋トレの効果が知りたいのか
- 筋トレの種類が知りたいのか
検索意図が見えませんよね。
よって、ニーズを満たす難易度がグッと上がります。
なので初心者の方がキーワード選定する際は、必ずロングテールキーワードを前提に、読者の検索意図を明確にして必要があります。
月間のキーワード検索数を調べる
ロングテールキーワードが決まったら、「そのロングテールキーワードで月に何回検索されているか?」を調べてください。
月間検索数ボリュームが高ければ高いほど、上位表示の難易度は高くなります。
とはいっても、月間に5件や10件しかないようなキーワードだと、上位表示出来たとしても多くの人に読んでもらえません。
目安として「100~1000」くらいの検索数がおすすめです。
実際にそのキーワードで検索してみて、上位記事の内容を見る
キーワードを選定できたら、実際に自分で検索をしてみてください。
- 上位表示されている記事は、読者ニーズをどう解決しているか
- いくつか記事を見て、どんな傾向が多いか
を分析しましょう。
具体的には下記を意識すると良いです。
「このキーワードで検索する人はこんな疑問を持っているんだな」
「このキーワードに対する解決はこういった方法があるんだな」
上位表示されている記事は、上位に表示されているのだから、「SEO対策ができている」記事と言えますよね。
なので必ず参考にした方がいいです。(当たり前ですが、パクリは絶対ダメですよ)
コンテンツの質を高めよう
キーワード選定ができれば、続いて記事コンテンツの質を高めていく必要があります。
「質」というと、だいぶ抽象的なのですが、Googleは一応指針を示しています。
それを言葉で表すと、「読者にとって有益な情報」を書いていくことです。
いわゆる「ユーザーファースト」ってやつですね。
また近年Googleは、記事を評価する上での大事なポイントとして、EATを挙げました。
- 専門性(Expertise)
- 権威性(Authoritativeness)
- 信頼性(Trustworthiness)
これら、それぞれの頭文字をとって【EAT】と呼ばれています。
専門性(Expertise)
専門的な内容であるか。専門知識をわかりやすく読者に説明しているか。
権威性(Authoritativeness)
信ぴょう性の高い情報を引用しているか。過去の実績や経験などを元に発信しているか。
信頼性(Trustworthiness)
読者が信頼して読める記事か。良質な被リンクがされているか。
このあたりを意識することにより、評価が高まるとGoogleは言うのですが、この当たりは少し難しいので、とにかくユーザーが「読みたい!見たい!」と思う内容を愚直に追加していくことをおすすめします。
関連記事:Googleコアアプデから見るメディア事業の方向性について
ツールの活用
最後、ツールを使ってSEO対策を行います。
ここでは、ぜひ活用してほしいツールを3つご紹介します。
キーワードプランナー
Googleが提供している、Google広告の機能の一つです。
検索ボリュームや競合性を確認することができるのですが、これを使うことにより、キーワード選定がだいぶ楽になります。
GRC
検索エンジン表示順位を確認・調査するツールです。
狙ったキーワードで、自身のサイトが何位なのか、過去の履歴も含めて確認ができます。
無料で使えるツールですが、有料版に拡張することで、より多くのサイトや語句を登録することが可能。
リアルタイムで順位を追うことはとても大事なので、SEOを真剣に考える際はあった方がいいです。
サーチコンソール
こちらもGoogleが提供しているツールの一つです。
主に下記を知ることができます。
- 自身のサイトや記事がどういったキーワードで検索されているか
- ページビュー数やユーザー数など、どのくらい見られているか
- 自然検索やSNSなど、どこから流入してきたか
こちらも記事の質を高める為に必要なツールになっています。
また記事を最速でインデックスさせるのにも、こちらのツールは必須!
SEO対策は常にアップデートされる
Googleは、約200ものアルゴリズムを組み合わせて順位を決定していると言われています。
小規模のアップデートは毎日行われており、大規模なアップデートも年数回レベルで行われています。
「コアアップデート」と呼ばれるものがそれであり、アルゴリズムのベースとなる部分の大きな見直しがなされます。
これらアップデートにより、大きな順位変動が起こることがありますが、
「なぜ順位が変わったのか?」具体的な理由はGoogleの社員ですら分かりません。
ただ、今まで行っていたSEO対策では不十分であることは分かりますよね。
Googleの検索エンジンがアップデートされる度に、私たちサイト運営者も考え方を進化させないといけないのです。SEO対策は常にアップデートされていくべきだと理解してください。
まとめ
今回は自分で出来るSEO対策として、3つの方法をご紹介しました。
- キーワードの選定
- コンテンツの質を高める
- ツールを活用する
様々ご紹介してきたものの、
最たる効果をもつSEO対策は、「読者に必要な情報を届ける」ということだと思っています。
SEO対策はすぐに効果が現れるものではないため、諦めてしまいそうになりますが、常日頃コツコツ記事をアップしていきましょう。