政府による副業の推進や新型コロナウィルスの影響で在宅ワークをする人たちが増えています。
しかし、在宅で稼げる副業にはどんなものがあるのか、自分に向いている副業はどんなものか、よくわからないという人も多いことでしょう。
そこで今回は、サラリーマンにぜひおすすめしたい、スキマ時間を利用して稼ぐための在宅でできる副業について詳しくご紹介します。
在宅で稼げる時代がきてる?
インターネットが普及している現代。
在宅でお金を稼ぐのはいまや当たり前といっても過言ではありません。
出勤する必要がないので、わずらわしい人間関係に悩むこともありませんし、通勤ラッシュにあくせくする必要もありません。
在宅でできる副業は、特別なスキルを必要としないものから趣味や特技を生かした専門的なもの、専門知識が必要なものなど、実にさまざまです。初心者の方も取り組みやすいものもたくさんあるので、自分に向いているものを選ぶのが良いでしょう。
いずれも副業として空いた時間や休みの日を利用し、自分の好きな時にお小遣い稼ぎができるので、サラリーマンをはじめ、子育て中の専業主婦などからも注目を集めています。
在宅でできる副業8選
在宅でできる副業には、主に以下のようなものがあります。
それぞれの特徴を事例と共に詳しく見てみることにしましょう。
アフィリエイト
アフィリエイトはインターネット広告の宣伝費として収入を得る手法です。
ブログやホームページに企業や商品のバナーなどを貼り付けておき、サイトを訪れたユーザーがそのバナーを通じて商品やサービスを利用した際に報酬が発生するという「成功報酬型」の広告が特徴的です。
アフィリエイトをはじめるためには、自分のブログやホームページが必須となります。
さらに、できるだけ多くのユーザーにサイトへ訪問してもらう必要があるので、こまめなサイトの更新やSEO対策なども必要不可欠です。一見初心者にもできそうなアフィリエイトですが、安定した収入を得るのはとても難しく、専門的な知識が必要となる副業でもあります。
アフィリエイトによる想定金額は、特定非営利活動法人 アフィリエイトマーケティング協会が行った意識調査によると、平均的なアフィリエイターの収入額はおよそ13万3,389円だそうです。
しかし、アフィリエイトを始めてしばらくの間は収入ゼロというケースも多く、100万円以上を稼いでいる人は本当に一握りの少数でしかありません。
ユーチューブ
昨今、芸能人が続々と参入していることもあり、その注目度が大変高まっているユーチューブ。
いわゆるユーチューバーというやつです。
ユーチューブを利用した副業とは、アフィリエイトに同じく広告収入がメインとなります。
自分の特技や趣味を生かした動画をアップロードし、世界中の多くの人に見てもらいPVを稼ぎます。
ある一定の条件をクリアした動画には、Googleのアドセンス広告が付くようになり、それらをクリックしてもらうことで広告収入を得れるようになるのです。
また企業案件と言われる、成果報酬以外の広告を扱う方も多く、今もっとも人気の高い副業と言えるでしょう。
簡単な職業とは決して言えませんが、稼げる上限はとても高く、年間数億稼ぐユーチューバーも少なくありません。
あなたも一度、挑戦してみてはいかがでしょうか。
在宅販売
在宅販売は比較的参入ハードルの低い副業です。
その分、大金を稼ぐのは少し難しい印象。
今、家にある不要なものをAmazonやメルカリなどを通じて販売することですぐさま始めることができます。
個人的におすすめなのがメルカリでの不用品販売で、メルカリ自体のユーザーがすさまじい数いるため、はじめの一つが売れるまでそこまで時間を要することもないと思います。
もし不用品等の在宅販売に慣れてきたら、海外からの輸入ビジネスを始めたり、自身で商品を制作(ハンドメイド)するのもいいでしょう。
もちろん今ある不用品を売るよりもハードルは上がるものの、安定的な稼ぎになるかもしれません。
さて、在宅販売で稼げる想定金額ですが、参入障壁が低すぎるため平均にすると月数千円レベルだと思います。
副業として本格的に在宅販売を始めている人で限定すれば、月10万円も少ないでしょう。
転売(せどり)
在宅販売と少し似ているのが、転売です。
「せどり」とも呼ばれており、転売で収入を得る人のことを「転売ヤー」や「セドラー」と言ったりします。
最近でいうと、マスクの転売やニンテンドーSwitchの転売で世間からは少しばかり嫌われている副業かもしれません。
仕組みはとてもシンプルで、「安く仕入れて1円でも高く売る」これだけです。
転売先は在宅販売と同じくAmazonやメルカリになります。
転売も参入障壁は低く、誰でもすぐに取り組める副業の一つなので、初心者にはおすすめです。ただ先ほど言った通り、モラルにかけた転売が数多く行われたのもあり、世間からは冷ややかな目で見られることも...。
またコロナに関する商品(マスク等)の転売は、法律によって規制されました。
刑事罰が科されているので、欲を欠いて法律違反することのないよう気をつけてください。
ちなみに、副業にて転売を行っている人の年間平均売り上げはおよそ300万円と言われています。(私調べ)
めちゃくちゃ高く思うかもしれませんが、これはあくまで本格的に転売業を行っている方の平均であり、また売り上げなので利益換算すると半分程度になると思われます。
WEBライター
パソコンとインターネット環境さえあれば、いつでも誰でも手軽に取り組むことのできる、WEBライター。
ブログの記事作成から専門的なテクニカル記事の作成まで様々なレベルがあり、専門性が高くなればなるほど収入も多くなります。
需要は多いのですが、それ以上にその参入障壁の低さからか供給も多いため、「ただ文章を書ける」からもう一段階上を求められることが多くなっています。
収入に関しては、副業であれば月1~3万円程度が多い印象。本格的にWEBライターとして取り組んでいくのであれば、月30万円以上も夢ではないでしょう。
プログラミング
需要に対して供給がまだまだ足りていないプログラミング。
そのため技術さえ身につければ本業並に稼げる可能性が高いです。
特にRubyやPHPなどのWEB系言語の需要が高く、「時間をかけて副業に取り組みたい」という方におすすめしたいです。
「片手間でちょちょっと」という感じではまず難しいので、取り組む場合は、最低でも半年から一年程度じっくり時間を充てることは覚悟しましょう。
投資(株やFX等)
株やFXなどの投資も人気の高い副業の一つです。
最近では、LINEや楽天でも手軽に始められる投資プラットフォーム(証券会社)が用意されており、初心者でも少額からの投資ができるようになっています。
株式や投資信託のほか、先物取引やFXなど、それぞれの特徴を理解して自分が始めやすいと思うものを無理のない金額から初めてみるのが良いでしょう。
投資金額によって収入額も大きく異なりますが、始めのうちは収入が不安定であること、時には損をしてしまう可能性もあることなどを踏まえておきましょう。
データ入力等
もっとも手軽で誰にでもできる副業と言えるのがデータ入力です。
空き時間にサクサクと入力していくだけなので、初心者にもおすすめです。
ただし、データ入力とはいえ、その種類はさまざまで、顧客データの入力やアンケートの集計、リスト作成などがあるので、ワードやエクセルは基本操作程度でよいので使えたほうが良いでしょう。
やればやったぶん収入に繋がるデータ入力ですが、スキマ時間を利用してのみだと5,000円~程度。入力が早い人やまとまった時間を取れる人なら10万円を目指すことも可能です。
昨今では、音声をデータ化するデータ起こしと呼ばれる作業も増えています。
経験が求められることが多いので、なれてきたら少しずつチャレンジしてみるのがよいでしょう。
まとめ
忙しいサラリーマンも空いた時間を利用して効率的にお金を稼げる副業はたくさんありますね。
知識がないという人は少しずつステップアップできるものもありますし、視野を広げる意味でも新しいことにチャレンジしてみるのも良いでしょう。
副業として無理なく始められそうなものを見つけたら、実際に自身の生活スタイルや得意な分野、取れる時間にあわせて挑戦してみてはいかがでしょう。