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【EC運営者向け】クーポンには2種類ある?お得に使いこなして売り上げを伸ばそう

ECモールを利用しているとよく、「クーポンを利用する」という項目がありますよね。

元々の値段よりも商品が安くなるクーポンは、ユーザーからすると安く商品を買うことができるチャンスですが、店舗から見ても商品の売り上げを伸ばすチャンスです。今回はそんなクーポンの裏側と、お得に使いこなす方法を解説していきます。

 

クーポンには2種類ある?

まず最初に知っておいてもらいたいのは、クーポンには2種類存在するということ。その2種類とは、「ECモールが発行しているクーポン」と「各店舗が発行しているクーポン」です。

Yahoo!ショッピングのクーポンを参考にしますが、クーポンご利用時の注意事項というページの「発行元」という欄を見ると、どちらが発行しているのかがわかります。

今回は発行元がYahoo!ショッピングなので、このクーポンは「ECモールが発行しているクーポン」ということになります。

 

それぞれのクーポンの特徴

では、「ECモールが発行しているクーポン」と「各店舗が発行しているクーポン」はそれぞれどのような特徴があるのでしょうか。

 

ECモールが発行しているクーポン

ECモールがクーポンを発行する目的は、モール自体の集客力を上げるためです。ECモールは基本的に、それぞれのモールに出店している店舗の売り上げからパーセンテージをもらって利益を得ているので、各店舗の売り上げが伸びれば、それだけモールの売り上げも伸びます。

また、集客力の強いモールには出店したい店舗の数も増えるので、モール自体の集客力を上げることはとても重要なのです。

 

そこで、各商品の利益率などは無視してクーポンを配布することがあります。

このクーポンによる割引分を負担するのはモールなので、各店舗はこのクーポンをユーザーが利用してくれると単純に売り上げが伸びます。

 

ユーザーとしてもかなりお得なので、欲しい商品をモール原資のクーポンで利用できれば、積極的に使うことをおすすめします。

 

しかし少し注意が必要で、ECモールが発行しているクーポンは使用できる店舗や利用条件などが細かく決められているケースが多いので、自分の買いたい商品や店舗が、そのクーポンを利用できるものなのかどうかは確認が必要です。

 

各店舗が発行しているクーポン

次に各店舗が発行しているクーポンですが、このクーポンによる割引分を負担するのは各店舗です。ですから、店舗側がクーポンを発行すると、利益率は下がります。では店舗はなぜクーポンを発行するのでしょうか。

これは大きく分けて3つあります。

 

利益度外視で商品を知ってもらいたい

まずは、完全に広告費として割り切ってクーポンを発行し、利益度外視でとにかく商品を知ってもらいたいという場合です。広告の出し方は色々ありますが、商品に自信があって、一度買ってもらえればリピーターになってもらえるような商品であれば、クーポンという形の広告費は有効だと思います。その商品を買う意思があって、実際にお金を出す層に直接届く広告だと考えると、決して高くないのではないでしょうか。

このような場合のクーポンであれば、ユーザーも積極的に利用するのがよいでしょう。

 

在庫を早くさばきたい

賞味期限がある食品や、在庫を抱えているだけで倉庫などの管理費用がかかる大型家電などの場合は、もう多少利益が下がってもいいから早く商品を売ってしまいたいという思いからクーポンを発行するケースもあります。スーパーマーケットなどでも、閉店間近のお惣菜に半額シールが貼られることがありますよね。

こういうクーポンを見つけた場合もラッキーなので、ユーザーは活用していきましょう。

 

お得感を出すための有利誤認

3つ目はかなりグレーなやり方ですが、ユーザーにお得感を出して高倍率を上げるために、あえて元の値段を上げておき、クーポンを発行することにより本来売りたかった値段で売るという方法です。

これは有利誤認と言って、本来法律で禁止されている行為です。一年中閉店セールをやっているお店を街中で見かけたりしますよね?ああいった行為や、通常価格10,000円の商品を5,000円に割引と謳って最初から5,000円の商品を売る二重価格表示などは景品表示法で禁止されています。

 

同様に、本来5,000円の商品を、あらかじめ10,000円で出品しておき、その商品に5,000円のクーポンを発行する、といったやり方も有利誤認で、不当に顧客を誘引する行為だと言えるでしょう。

ユーザーはこういったクーポンには注意しなければなりません。

 

クーポンの上手な使い方

クーポンの裏側について知ってもらったところで、クーポンの上手な使い方について紹介していきます。

 

ユーザー目線

まずユーザー目線でいくと、ECモールが発行しているクーポンは、基本的にお得だと思って問題ないので、ガシガシ利用しましょう。利用条件や利用できる店舗が限られているケースも多いので注意が必要ですが、自分の欲しい商品に使えるクーポンを見つけたら思い切って買いましょう。

「先着〇〇注文のみ利用可能」というクーポンも多いので、迷っている間になくなってしまうかもしれません。

 

一方で、各店舗が発行しているクーポンは、あまり信用しすぎない方がいいかもしれません。

もちろん中にはかなりお得になるクーポンもありますが、割引率がすごい!と思って飛びついたら、別の店舗が出品している商品は定価でもっと安い、なんてこともあります。

 

「元々の値段が高い商品をクーポンで安く買える=良い商品をお得に買える」とは限らないので、他の商品とも見比べながら考えてみてください。

 

店舗目線

次に店舗目線ですが、やはりECモールが発行しているクーポンは積極的に利用していきましょう。

自分の懐は痛まずに商品が安くなるということは、手軽に売り上げを伸ばすチャンスです。

 

しかし、中にはクーポン利用可能店舗になるためにはモールに広告費を払わなければいけないケースもあります。その際は、広告費と、予想の売り上げなどから利用するかどうか判断する必要があります。

規模にもよりますが、商品を買おうと思っている顧客に直接広告を打つチャンスでもあるので、決して悪い広告費の使い方ではないと思います。

 

また、店舗から発行するクーポンですが、ここも広告費として考えたり、在庫をさばくための損切りとして、手段の一つではあります。

ECモールが発行しているクーポンに広告費を払うケースと違って、売れた分以上に支払うことはないのも安心ですね。

 

最後に優良誤認についてですが、やはり褒められた手法ではないと思います。

例えば定価5,000円の商品をクーポン発行して売りたい、という時に500円のクーポンを発行して4,500円で売るとしましょう。その際、少しパンチが弱いかな、という時にあえて定価を6,000円にして1,500円のクーポンを発行する、というくらいならグレーではありますが、結果として割引になっているのは事実なので、無しではないかもしれません。

 

まとめ

ECモールでよく目にするクーポンですが、クーポンを発行するということは単純にユーザーが得をするだけではなく、発行側にも何らかの利益があるからこそ成り立っています。

ユーザーとして利用する際には、本当にお得なのかどうかを見極め、店舗として利用するときにも、きちんと自分たちに利益が出るよう、上手に利用することが大切です。

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